『ホ・レッ！』ってどんな曲？作ったひとは？2022年10月おかあさんといっしょ月の歌

2022.10.03

NHK「おかあさんといっしょ」で、10月の月の歌の放送がスタートしています。
今月の歌は「ホ・レッ！」です。
この歌はどんな曲なのでしょうか。

「ホ・レッ！」ってどんな曲？

にんじん、だいこん、じゃがいも・・・「ホ・レッ！」は、土から出てくる野菜のことを歌った楽しい曲です。
土を掘って野菜を抜くときのかけ声と、フラメンコの「オ・レ！」がミックスされていて、曲調もフラメンコ風になっています。
この曲で話題になっているのは、「花田ゆういちろうお兄さん」と「ながたまやお姉さん」のメイクや衣装。
「フラメンコ」と「農作業」という両極端な格好で歌い踊っていて、とくに、フラメンコの時の2人がセクシーでステキ！と評判なんです。
また、「あづきお姉さん」と「まことお兄さん」も、首にタオルをかけた農作業ルックで共演！
畑作業をする4人の笑顔が最高です。

「ホ・レッ！」の映像は？

「ホ・レッ！」の映像は、アニメーションと実写が一体化したものです。
土の下の様子やキャラクター化した野菜をアニメで、お兄さんお姉さんたちを実写で表現していて、ちょっぴりシュールさを感じさせる独特の映像になっています。
実写の部分で出てくる野菜のぬいぐるみ？も、なんだかかわいいのでチェックしてみてください。

この曲の注目ポイントはなに？

この曲のポイントは、何と言ってもお兄さんお姉さんの衣装や踊りです。
長髪＆ヒゲのラテン系に変身してギターを弾くゆういちろうお兄さんは、ちょっとEXITのりんたろーさん風・・・？
まやお姉さんは、赤い口紅と濃いアイメイク、ひらひらしたフラメンコ衣装で舞い踊ります。
スライスしたれんこんをモチーフにしたブローチや髪飾りなど、細かいところまで凝ってて楽しい！
また、フラメンコだけでなく、農作業ルックのほうも実はかなりオシャレなんです。
つなぎや帽子など、流行りのアウトドアファッションが取り入れられていて、「芋掘りイベント」に着ていく服の参考になりそう。
農作業ルックをしているのは4人なので、いろんなバリエーションが見れるのも嬉しいですよね。

「ホ・レッ！」を作ったのはどんな人たち？

それでは、この曲を作った人たちについて深掘りしていきます。

作詞：桑原永江

この曲を作詞した桑原永江さんは、北海道生まれの作詞家、コピーライターです。
こどものうたを始めとして、J-POPやアニメ・特撮ソング、合唱曲の作詞のほか、音楽劇の脚本、絵本、オーディオブックの企画制作なども行なっています。
また、日本童謡協会の理事としても活躍されています。
主な作詞担当のこどものうたを挙げてみます。

「おかあさんといっしょ」

ジューキーズこうじちゅう！
すすめ！すってんすっく
かたっぽちゃんとかたっぽちゃん
もぐらトンネル
おてんきじどうはんばいき
青い空を見あげて
に・て・る
シール☆ハレハレ！

「いないいないばあっ！」

じゅんばんばん
ひよこおんど♪
たいこたいこどんどん！
おえかき・いろいろ
ゆきだるまのユキちゃんと
コンコンノック
タオルでマンボ
しっぽのうた
かいじゅうオッス
いち、にの、さーん！
にょきにょきっ！

「みんなのうた」

求愛あるあるアニマルダンス」(ももくろちゃんＺ)
超変身！ミネラルフォーマーズ」(鬼龍院翔)

楽しい歌がいっぱいですよね。
聞いたことのある曲も多いのではないでしょうか。

作曲：石川ハルミツ

この曲を作曲したのは、作編曲家・ギタリストの石川ハルミツさんです。
作曲を小林亜星氏に師事し、数々のCM音楽や企画イメージソング、ミュージカル、TV番組の音楽制作などを手掛けています。
また、ロックバンド「PooL」の作編曲＆ギタリストとして日本コロムビアよりデビューしていたそうです。
解散後もさまざまなジャンルにチャレンジし、分かりやすいキャッチーなメロディーをモットーに活動中です。
「サークルK」「ファミリーマート」「ミサワホーム」「やぶ北ブレンド煎茶（ハラダ製茶）」などのCMや、子供向けとして「みんなの広場だ！わんパーク」「夢りんりん丸」「てれび絵本」「おかあさんといっしょ」に曲を提供しています。