#くだものたろう ってどんな曲?2022年5月おかあさんといっしょ月の歌

コラム

2023.04.13

NHK Eテレ「おかあさんといっしょ」に、2022年5月の月の歌として登場した「くだものたろう」。この歌はどんな曲なのでしょうか。

「くだものたろう」ってどんな曲?

「くだものたろう」は、いろんな果物から生まれた「たろう」たちが勢ぞろいする楽しい歌です。
この曲には、「ももたろう」はもちろん、「ばななたろう」や「いちごたろう」など、ユニークな「たろう」がいっぱい出てきます。
くだものの格好で歌って踊るのは、お兄さんお姉さんたち4人。
その個性的な被りものや振り付けに目が釘付けになること間違いありません。
ごきげんなメロディーとアップテンポの曲調で、「クセになりそう・・・」という声も続出中!

「くだものたろう」の映像は?

「くだものたろう」の映像は、実写とイラスト、アニメーションがいっしょになった「おかいつ」の歌の定番スタイル。

「ももたろう」風の鬼退治ファッションをしたお兄さんお姉さんたちの姿はインパクト抜群!
4人全員、オンザ眉毛の前髪ぱっつんスタイルで果物のかぶりものをかぶっているので、いつもと違うユニークな雰囲気が楽しめます。

イラストは、この曲を作詞した「おくはらゆめ」さんが手掛けていて、赤鬼やお供のサル、キジ、イヌなどもとってもキュート。

この曲の注目ポイントはなに?

1番では、まやお姉さんが「ももたろう」、ゆういちろうお兄さんが「ばななたろう」、あづきお姉さんが「いちごたろう」、まことお兄さんが「さくらんぼたろう」に。

2番では、まやお姉さんが「りんごたろう」、ゆういちろうお兄さんが「ぶどうたろう」、あづきお姉さんが「なしたろう」、まことお兄さんが「ぱいなっぷるたろう」になってます。

合計8種類のかわいい「くだものたろう」、それぞれの個性的なフリを見逃さないでください!

「くだものたろう」を作ったのはどんな人たち? 

それでは、この曲を作った人たちについて深掘りしていきます。

作詞:おくはらゆめ

この曲で作詞とイラストを担当しているおくはらゆめさんは、兵庫県生まれの絵本作家です。

2008年、『ワニばあちゃん』(理論社)でデビューし、MOE絵本屋さん大賞新人賞を受賞。『くさをはむ』(講談社)で第41回講談社出版文化賞絵本賞、『シルクハットぞくはよなかのいちじにやってくる』(童心社)で第18回日本絵本賞など、さまざまな賞を受賞しています。

童話の挿絵や作詞なども手がけていて、NHK Eテレ「おかあさんといっしょ」では、月の歌「ようかいしりとり」や「すっぱ すっぱ すっぴょ!」の作詞・イラストを担当しています。どちらも有名曲なので知っている人も多いのでは?

とくに「ようかいしりとり」は、たびたび再放送されるほどの人気曲で、絵本にもなっています。

作曲:ベアグラウンド

作曲を担当しているのは「ベアグラウンド」。

作曲や編曲、音楽制作、音楽出版を行っていて、「おかあさんといっしょ」で2016年4月から放送されていた新人形劇「ガラピコぷ〜」の歌や劇伴音楽を担当していたことでも有名です。

最近では、NHK水戸「いば6」のオープニング・エンディング曲や 「あつりさとチョッピーの森」の音楽も担当しています。

8人の「くだものたろう」が集まる楽しい一曲

「くだものたろう」が収録された『「おかあさんといっしょ」最新ソングブック キミにはくしゅ!』は2023年4月19日(水)発売!

2022年度1年分の「月の歌」を楽しめる、まことお兄さん最後のソングブックです。

8つの果物から生まれた個性豊かな「たろう」たちが出てくる、カラフルでユニークな曲をチェックしてみてくださいね。

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