地球の歌(ちきゅうのうた)ってどんな曲?2023年1月おかあさんといっしょ月の歌

コラム

2023.01.07

NHK Eテレ「おかあさんといっしょ」2023年1月の今月の歌は「地球の歌(ちきゅうのうた)」です。この歌はどんな曲なのでしょうか。

「地球の歌(ちきゅうのうた)」ってどんな曲?

この歌は、歌のお兄さんお姉さんの2人が歌って踊る実写にアニメが合成された、とても楽しい一曲です。
「地球のうたうあいのうた」を、どんな時でもいつまでも歌い続けるよ、という内容になっていて、2人からのメッセージソング?と話題になっています。
ミドルテンポの明るく楽しいメロディは、「おかあさんといっしょ」の歌の王道パターン!
「ランランラン」「ララ・ランラン・ララ」などハミングのような歌詞がたくさん入って、いっしょに歌いやすいところも魅力です。
また、作詞作曲は、7代目歌のお兄さんの「おさむお兄さん」が担当
元・歌のお兄さんだからこそ、作ることができた歌かもしれませんね。

「地球の歌(ちきゅうのうた)」の映像は?

この曲の映像は、四角や三角といったいろんな形の積み木が置かれた真っ白なスタジオで、歌のお兄さん・お姉さんが歌って踊る実写が中心です。
合成で、積み木や背景にアニメーションが加えられ、カラフルな魚や鳥、うさぎ、太陽などがいっしょにイキイキと動きます。
白い背景に、さまざまな色や形のものが散りばめられているイメージ!
動く絵本の中で2人がキュートに歌い踊る、といったユニークで可愛らしい映像になっています。

この曲の注目ポイントはなに?

注目ポイントは、何と言ってもゆういちろうお兄さん・まやお姉さんの衣装と振り付けです!
お兄さんは青と黄色をベースにしていて、お姉さんはあずき色のフリルたっぷりワンピース。
ポップでキュートなスタイリングがかわいい!と大好評です。
それぞれ同じ色が使われていて、高度なペアコーディネートになっているのもたまりません!
全体的にアイドルのようなかわいらしい振り付けも話題になっていて、サビの部分は真似しやすいようにアップで映されます。
特に、まやお姉さんが「地球」「あいのうた」を手で丸く表現するところに注目してください。

「地球の歌(ちきゅうのうた)」を作ったのはどんな人たち?

それでは、この曲を作った人たちについて深掘りしていきます。

作詞・作曲:坂田修一

この曲を作詞・作曲したのは、坂田修一さんです。
坂田修一さんは、7代目歌のお兄さん「坂田おさむ」、通称「おさむお兄さん」と同じ人物。
おさむお兄さんは、作詞・作曲活動では「坂田修」や「坂田修一」名義で活躍していて、この曲でも坂田修一名義になっています。

1985年4月から1993年3月までの8年間、歌のお兄さんを務め、同時に多数の楽曲提供もしてきました。
歌のお兄さん退任後も、番組やコンサート、舞台などで幅広く活躍し、楽曲も数多く提供しています。
子ども向け番組で作詞作曲した主な曲を挙げてみます。

  • 「おかあさんといっしょ」
    ・はるのかぜ
    ・どんな色が好き
    ・にじのむこうに
    ・公園にいきましょう
    ・夢のパレード
    ・タンポポ団にはいろう!!
    ・ありがとうの花
    ・メダルあげます
    ・やくそくハーイ!
    ・やさしいうた
    ・ネガイゴト
  • 「みんなのうた」
    ・ママの結婚

編曲:池毅

この曲を編曲したのは、作曲家・編曲家の池毅(いけ たけし)さんです。
ゲーム「桃太郎電鉄」の曲やCM曲など作曲も数多く、「ひとりでできるもん!」では800曲以上の楽曲を提供しています。
「おかあさんといっしょ」では、「にじのむこうに」「公園にいきましょう」「メダルあげます」など、主におさむお兄さんの楽曲を編曲することが多いです。

アニメーション:よこたまさし

アニメーションを担当しているよこたまさしさんは、映像作家で、茨城大学教育学部非常勤講師も務めている方です。
おさむお兄さん・池毅さんコンビの楽曲では、「タンポポ団にはいろう!!」「ありがとうの花」「みんなだれかがすきになる」に続いて4回目のアニメーション担当だそうです。

歌も映像もみんなかわいい、楽しい王道ソング!

「地球の歌(ちきゅうのうた)」は、明るくカラフルなイメージが楽しい、「おかあさんといっしょ」の王道ソングです。
元・歌のお兄さん「おさむお兄さん」が作って、今の歌のお兄さん・お姉さんが実写で歌い踊る、ということで、歌への大きな愛が伝わってくる一曲になっているのもたまりません。
キュートでポップな映像や衣装、振り付けもすでに大好評!
ぜひ、チェックしてみてくださいね。

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