キミにはくしゅ! ってどんな曲?2023年2月おかあさんといっしょ月の歌

コラム

2023.02.06

NHK Eテレ「おかあさんといっしょ」で、2023年2月の月の歌の放送がスタートしました。
今月の歌は「キミにはくしゅ!」。この歌はどんな曲なのでしょうか。

「キミにはくしゅ!」ってどんな曲?

「キミにはくしゅ!」は、「拍手」がテーマになったアップテンポのさわやかな曲です。
リズミカルな曲調で、キャッチーなメロディーの合間に入る拍手の「パンパンパン!」がいいアクセントになっています。
カラフルな衣装を身に着けた4人のお兄さんお姉さんたちが、お花のオブジェの前で明るく歌い踊る姿もたまりません!

この曲は、作曲した増田太郎さんがコンサートに行った際、「この環境下でも、みんなで一緒に盛り上がれる曲があったら」と感じたことがきっかけで作られたそう。拍手だったら、声を出さなくてもみんなでいっしょに盛り上がることができますよね!

「キミにはくしゅ!」の映像は?

この曲の映像は、4人のお兄さんお姉さんが歌い踊る実写スタイル。アニメやイラストが入らないシンプルなつくりで、4人の歌・踊りを引き立てています。
時々、スナップ風の映像アレンジが入るところや、ソファ・椅子に座って手だけで振り付けするシーンがあるのも楽しい!

また、この映像で一番印象的なのが、真っ白なスタジオの真ん中に浮かんだお花のオブジェです。
たくさんのいろんなお花がキュッと立方体風に飾り付けられていて、すごく豪華!
この華やかなオブジェをバックに歌っているお兄さんお姉さんがアップになると、きれいなお花と一体化して最高にすてきな画面になります。

この曲の注目ポイントはなに?

この曲の一番のポイントは、なんといっても優しくてすてきな歌詞。
「はくしゅ」の繰り返しと、「だいすきなキミに、はくしゅ」や「がんばるキミに、だいはくしゅ」などのポジティブなフレーズが満載で、最高の感謝&応援ソングになっているんです。
ママ・パパにとっては、「うまれてきたことに、はくしゅ」「であえたキセキに、はくしゅ」でジーンとしちゃうのでは?

そしてもう一つのポイントが、お兄さんお姉さんたちのカラフルでキュートなファッションです!
ゆういちろうお兄さんは花柄のトップスにピンクのパンツまやお姉さんは真っ赤なワンピースと黄色いロングブーツ。二人ともビビッドなお花ファッションでまとめられているのがかわいい!
まことお兄さんは黄緑のパーカーに薄いグレーのはおりもの、グリーンのパンツ、あづきお姉さんはストライプの上下に薄いパープルのスタジャンをはおって、白いスポーツソックス。こちらのペアは、ちょっと80年代風のスポーティールックにまとめられています。

「キミにはくしゅ!」を作ったのはどんな人たち?

それでは、この曲を作った人たちについて深掘りしていきます。

作詞:ありたろう

この曲の作詞を担当している「ありたろう」は、作編曲家・ヴァイオリニストの増田太郎さんと、そのパートナーでプロデュース&マネージメント担当のアリカ(ARICA)さんによるユニット。
「おかあさんといっしょ」2022年2月のうたで、小野あつこお姉さんの卒業ソングとなった「まほうのラララ♪」の作詞を手掛けたことでも有名です。(溝口貴紀さんとの共作)

ありたろうのアイコンとなっている「おなかのヴァイオリンを弾くとみんなが笑顔になる不思議な力を持っているキャラクター」のイラストは、2021年に「おかあさんといっしょ」で放送された増田太郎さん作・編曲「おたすけ!およよマン」でアニメーションを担当した姫田真武さんが手がけたものだそう。

作曲:増田太郎

この曲の作曲を担当している増田太郎さんは、作編曲家・ヴァイオリニストです。
5歳からヴァイオリンを始め、20歳で視力を失いますが、生命力あふれる演奏が評判を呼び、テレビ朝日「徹子の部屋」やテレビ東京「生きるを伝える」などに出演しました。
ヴァイオリンだけでなく、ピアノやギター、ヴォーカル、プログラミングもこなし、映画・ドラマ・ドキュメンタリーの音楽制作も手掛けています。
2022年より、NHK「おかあさんといっしょ」オープニングテーマの担当、楽曲提供、さらにはヴァイオリンでクリスマス特番にも出演。
「おかあさんといっしょ」2022年2月のうた「まほうのラララ♪」の作曲も担当していて、ユニット「ありたろう」として作詞も共作しています。

「拍手」で伝える、明るく楽しい感謝&応援ソング!

拍手をモチーフにしたリズミカルで楽しい「キミにはくしゅ!」。
お兄さんお姉さんのカラフルファッションと、華麗なお花のオブジェがぴったりマッチした映像も魅力です。親子で一緒に手をたたいて、自分やみんなに感謝とエールを伝えてみませんか?

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