映画館でゲーム世界に没入!『ザ・スーパーマリオブラザーズ・ムービー』

コラム

2023.04.28

(C) 2023 Nintendo and Universal Studios

「子どもと大人が一緒になって気軽に映画館体験できる映画って?」と考えると上映時間がトイレを心配しない90分くらいであることと、子どもの集中力が持続出来る適度な刺激と興奮を味わえることが頭に浮かびます。

それには普段見慣れているアニメーションがまずは取っ掛かりとしても良いし…。その全てを網羅していた作品が、2023年4月28日(金)全国ロードショーのハリウッド映画『ザ・スーパーマリオブラザーズ・ムービー』でした。

本作は、日本のゲーム会社「任天堂」が開発した世界的人気ゲーム「スーパーマリオブラザーズ」を『ペット』『SING/シング』『ミニオンズ』『怪盗グルー』シリーズなどを手掛けるアニメーションスタジオ「イルミネーション」が映画化を提案。この2社がタッグを組んで3DCGアニメーションでゲームの世界に飛び込み、90分の冒険を楽しめる映画を誕生させました。

マリオとルイージ兄弟がどうやってゲームで描かれる世界に入ったのか?

もちろん主人公はマリオとルイージ。しかも7年に渡る話し合いから生まれた物語は、彼らがブルックリンに住むイタリア系家族の双子で、仲の良い兄弟であり配管工の仕事を始めた矢先、水が止まらない地下の土管から不思議な世界に迷い込んでしまうという展開。

しかも離れ離れになってしまって、ルイージはこの世界を征服しようと目論むクッパに捕まり、マリオはキノコ王国に辿り着くんです。もちろん、マリオの目的はただひとつ、愛する弟ルイージを救うこと。その為にクッパの企みに頭を抱えるキノコ王国のピーチ姫と住人キノピオと力を合わせることになるのです。

ゲームをやっていなくても楽しめ、音楽にも遊び心が

驚くべきことに、ゲームを知らなくても知っているマリオとルイージという庶民的キャラクターのお陰ですぐに感情移入出来るし、ゲームの世界へ旅立つ心構え十分に、ストーリーに没入出来るんです。

それだけでなく、よく知るマリオの様々なゲームのテーマ曲が映画スコアとなって世界観を盛り上げ、マリオ達がオペラ発祥の地であるイタリア系移民だからか、あるシーンではオペラが流れ、あるシーンでは「ヒーロー」(ボニー・タイラー)、「テイク・オン・ミー」(a-ha)が流れるという、親世代には嬉しい遊び心が満載。

ゲームファンやUSJ体験者も大満足の世界観

もちろん、ゲームファンが求めていた大スクリーンでの躍動感あるマリオカートのカーチェイスや、ドンキーコングとの対決、ハテナブロックをジャンプして叩き、アイテムを手に入れて変身した後のアクションも楽しめるんだから言うことなし!

さらにはゲームを体験したことがなくとも、USJ(ユニバーサル・スタジオ・ジャパン)の「スーパー・ニンテンドー・ワールド」に行ったことがあるならば、見たことある景色がスクリーンに映し出され、親近感も湧くはず。

男女問わずヒーローになれるのが本来の世界

そんな子どもにも大人にも夢の世界を見させてくれる『ザ・スーパーマリオブラザーズ・ムービー』が描こうとしているのは「諦めない力」と、誰になんと言われようとも「自分なら出来るという自信」でした。

まだ体験したことがないから「怖い気持ち」が生まれるけれど、「やってみたら楽しい」ことはいっぱいあって、それが人助けになったり、誰かを喜ばせたりすることをマリオの「諦めない気持ち」と、「行動力と勇気」を持った戦うピーチ姫の姿から疑似体験しつつ、「男女問わず皆、ヒーローになれる」ことをしっかりと伝えていたのでした。

もちろん日本語字幕版だけでなく日本語吹替版があるのですが、「スーパー日本語版」と言っても過言ではないくらい、日本人の私たちが違和感なく楽しめるよう脚本開発は英語版と日本語版同時に行ったとのこと。だからこそ子どもも笑える遊び心あるスムーズな会話が展開されることで映像に没入でき、何度でも観たくなる興奮の連続なのです。

ポスタービジュアル (C) 2023 Nintendo and Universal Studios

伊藤さとり

映画パーソナリティ/心理カウンセラー。映画コメンテーターとしてTVやラジオ、WEB番組で映画紹介。映画舞台挨拶や記者会見のMCもハリウッドメジャーから日本映画まで幅広く担当する。
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『ザ・スーパーマリオブラザーズ・ムービー』

4月28日(金)全国ロードショー

■声の出演:クリス・プラット、アニャ・テイラー=ジョイ、チャーリー・デイ、ジャック・ブラック、キーガン=マイケル・キー
セス・ローゲン、フレッド・アーミセン、ケヴィン・マイケル・リチャードソン、セバスティアン・マニスカルコ
■脚本: マシュー・フォーゲル
■監督:アーロン・ホーヴァス、マイケル・ジェレニック
■製作:クリス・メレダンドリ(イルミネーション)、 宮本茂(任天堂)

■日本語版吹替声優: (マリオ) 宮野真守、(ピーチ姫)志田有彩、(ルイージ)畠中祐、
(クッパ)三宅健太、(キノピオ)関智一、(ドンキーコング)武田幸史
■ 配給:東宝東和

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※この記事は、令和2年度第3次補正事業再構築補助金により作成しました

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