話題の「ハリー・ポッター」スタジオツアー！子連れで楽しむ魔法の世界

2023.06.22

2023年6月16日(金)、東京のとしまえんの跡地にオープンした映画『ハリー・ポッター』や『ファンタスティック・ビースト』(魔法ワールド)の世界を体験でき、映画制作の裏側を楽しく知ることができる「ワーナーブラザーススタジオツアー東京」。『ハリー・ポッター』ファンが待ちに待っていたこのツアーに一足先に潜入できたので親子で楽しめるポイントを踏まえながらご紹介していきますよ！(文・写真：伊藤さとり)

まず、撮影スポットが沢山あるのでモバイルフォンの充電は十分に！
入場料は0〜3歳までは乳児扱いとし無料、4歳から料金が発生するんですが、実はその理由に「子どもも楽しめるアトラクション」もあるからなんですよね。だからもしあなたやお子さんが杖やローブを持っていたら、間違いなく持っていくことをオススメ！何故なら杖を使った呪文の練習をするコーナーなんかもあるんですよぉ。

ちなみに西武池袋線「豊島園」駅から行くのがおすすめルート。というのも駅は既に「ハリー・ポッター」の世界だし、運が良ければ「ハリポタ」ラッピング車両にも乗って来られます。で、ここからハリポタのオブジェがある庭園の中を抜けて3分くらいで施設前に到着。

それぞれツアーチケットは時間で区切られていて、一度、中に入ってしまうと３〜４時間は出られません。ただし途中にあるカフェテリアにもトイレはあるので安心ですね。

ちなみに、オススメはツアースタート時刻の１時間前から入場してツアーゲートに入る直前にある「ホグワーツ魔法魔術学校の大広間」を模写したレストランやカフェへ。

ここで遅めの朝ご飯が取れるよう、ハリー達がホグワール魔法魔術学校に向かう駅のホーム「9と3/4番線」のロゴが着いたブレックファストセットを食べたり、お土産コーナーを見て回ったりするのが時間を有意義に使える方法。お土産コーナーにはローブや杖も売っているのでそこで買って、装着していざ出発！というのもありですね。

で、実際にツアーに参加してみると、「インタラクター」というツアーガイドさんが登場し、最初に館内の説明をしてくれ、先に進むと「ホグワーツ魔法魔術学校」の大広間へとつながる門が目の前にドド〜ン！

ツアー参加者の選ばれし人により開かれるドアの向こうには、本物の「ホグワーツ魔法魔術学校の大広間」やそれぞれの寮の衣装、先生方の衣装のマネキンが展示されています。石も撮影時に使われた本物なんですって！

そこから先は「インタラクター」の手を離れ、自由に自分のペースで鑑賞となるんですが、このスタジオツアーは、あくまでも映画の作り方を学べ、体験できる「映画ファン」にも嬉しくて、子どもの知育にもなる施設。なので体験コーナーも充実。

まずはグリーンバックの前で「クイディッチ」の試合観戦者としてグリフィンドール側、スリザリン側に別れて応援する光景を撮り、後でハリー達の試合シーンと合成し、あたかもそこで私たちが観戦しているかのようなシーンが見られるコーナー。しかも後に自身のモバイルフォンにダウンロードして映像を永久保存することも出来ちゃうんだからすごい！

ただし、ポイントは、「ツアー」参加前にQRコードを読みとって体験コーナーに参加できるよう準備しておくこと。もしQRコードを読み取ってなかったとしても、それぞれのアトラクションの入場口でスタッフがQRコードの紙を持っているのでそこで読み取れば大丈夫。

いろんなお楽しみどころがありますが、写真を撮れるところ、撮れないところは随時、案内が出ているのでノープロブレム。中庭のカフェテリアには、ハリーの相棒・フクロウのヘドウィグのケーキもあったり、劇中に登場するバタービールが飲めたり、『ハリー・ポッターとアズカバンの囚人』のナイトバスがあったりと目にも胃袋も大満足なのです。